岐阜市(ぎふし)の紹介(しょうかい)
岐阜市には岐阜県の県庁があります。市の真ん中には長良川が流れていて、金華山があります。岐阜市には、自然がたくさんあります。
鵜(鳥)を使って鮎(魚)を取る「ぎふ長良川の鵜飼」は1300年以上続いています。
日本の歴史で大切なものだと国が決めた、国史跡の「岐阜城跡」もあります。
岐阜市は、歴史のまちとして有名です。
戦国時代(1467年から1615年ごろまで)に、岐阜は政治の大事な場所として有名になりました。
そのころ、岐阜には、日本でとても有名な斎藤道三や織田信長がいました。
江戸時代(1603年から1868年まで)には、岐阜町は尾張藩の徳川家が治めていました。
また、加納町は加納藩の城下町<お城の周りにある町>で、宿場町<いろいろなお店があり、旅をする人が集まる場所>として、大きくなりました。
市章(1909年8月27日に決まりました)
昔、岐阜市は「井口」と呼ばれていました。織田信長が「岐阜」という名前をつけました。
井口の「井」という漢字を、市章<市のマーク>にしました。
市の木・市の花(1972年10月22日に決まりました)
市の木:つぶらじい
市の花:サルビア
岐阜市について
- 場所
東経136°45′ 北緯35°25
海抜14.3m - 大きさ 203.60平方キロメートル
- 世帯数<一緒に住んでいる家族>
188,486世帯 - 総人口<住んでいる人>
399,127人 (うち 外国人 11,960人)
男性 190,555人 (うち 外国人 5,211人)
女性 208,572人 (うち 外国人 6,749人)
(2025年1月1日現在)
金華山
岐阜市の真ん中にある山です。高さは329メートルです。
金華山の上には岐阜城があります。金華山は、岐阜を代表するものの一つです。
いろいろな木や花が700種類よりたくさんあります。
いろいろな動物がいます。
春は「つぶらじい」(市の木)で山が金色になります。
山の上へ行くときは、金華山ロープウェイに乗ります。歩いて登ることもできます。
山の上にはリス村(リスのいる公園)があります。ここでは、リスに食べ物をあげることができます。
ぎふ長良川の鵜飼
鵜飼は、毎年5月11日から10月15日まで、毎晩やっています。
9月または10月の満月の日は、どれか1日が休みです。
川の水が多いときは休みです。
鵜飼は、1300年以上続いています。
松尾芭蕉やチャールズ・チャップリンなど、鵜飼が好きな文化人がたくさんいました。
鵜飼は、6人の宮内庁式部職鵜匠(国で働く人)が行います。
鵜匠は、風折烏帽子(ぼうし)などの特別な服を着ます。
暗い夜に、篝火<明るくするために木に火をつけたもの>をつけた舟に乗って、鵜匠が鵜に「ほうほう」と声をかけながら、鵜を使って鮎をつかまえます。
川の上から下へ流れながら行う「狩り下り」と、6つの船が一緒に行う「総がらみ」があります。
その様子は、とても美しいです。