脱炭素活動を行う企業や団体の紹介(髙橋金属株式会社)

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1024942  更新日 令和6年2月27日

印刷大きな文字で印刷

髙橋金属株式会社

takahashi1

脱炭素社会の実現を他人事ではなく

「自分事」と捉え、選ばれる企業となるために推進していきたい

地球温暖化対策に取り組んだきっかけを教えてください

環境問題に注目が集まりだした頃から、問題解決につながる事業が出来ないか模索し、製品などの運搬に使用されるパレットに着目しました。

パレットは木製や樹脂製が主流で森林の破壊や産業廃棄物問題の解決になると考えたため、再生紙100%で製造した循環型パレットを販売。

しかし、当時はまだ環境よりもコスト重視の考えも強く事業撤退となりました。そこでまずは自社内で出来る環境への取組みを検討することとしました。

そんな中、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことが宣言され、当社が身を置く業界においても実現に向けた取組みが加速していきました。これを時代の流れと捉え、選ばれる企業となるため取り組むことにしました。

具体的にどのような活動や取り組みをしていますか

まずは、自社のCO2排出量を把握し、算出結果をもとに2030年42%のCO2削減(2020年対比)という目標を設定。その目標に伴いSBT認定を取得しました。

2030年SBT目標達成、2050年カーボンニュートラルに向けたロードマップの作成を行い、省エネ最適化診断を実施するなど可能な部分から取組みを進めている状況です。

具体的に実施したものはコンプレッサの運用改善、事務所照明LED化、省エネ型空調設備の導入、社用車のハイブリッド化などが挙げられます。また令和5年から令和6年にかけて事務所や工場の屋根に自家消費型の太陽光も導入予定となっています。

経営陣や一部の従業員のみで脱炭素は進まないため、定期的に社内セミナー等も実施しながら啓発活動も行っております。

takahashi2

活動や取り組みによってどのような効果が出ていますか

SBTの基準年(2020年)と比べ、2022年度の電力総使用量は約77,000kwh(約7%)削減することができました。

また、セミナー等による定期的な啓発活動の成果もあり、休み時間の消灯や機械設備・PCの電源ONOFF対応など従業員一人ひとりの考え方も変化しつつあると実感しています。

今後の展開や展望について教えてください

まず、現在も行っている取組みに関して継続的に実施していきたいと考えています。

また、関連会社の新工場も建設予定となっているため、カーボンニュートラルに繋がる省エネ設備の導入はもちろんDXを活用した生産体制、働きやすい職場環境などの観点を盛り込み持続可能な、いわゆるサスティナブル経営を目指していきたいとも考えています。

自社の取組みだけではどうしても難しい部分は「J-クレジット制度」なども利用しながら目標達成したいと思います。

脱炭素社会の実現に向けて、当社として貢献できることを一つでも多く実施することが企業価値向上にも繋がり、「選ばれる企業」になれるように全社一丸となって取り組んでいきます。

takahashi3

会社概要

takahashi4

会社名

髙橋金属株式会社

所在地

岐阜市柳津町流通センター1丁目12-4

設立

1952年(昭和27年)12月25日

代表者

代表取締役 高橋 伸治

事業内容

非鉄金属材、鋼板材の販売・伸銅品の製造加工、販売・薄板鋼板の加工、販売

URL

https://www.takahashi-metal.co.jp/

より良いホームページにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?

このページに関するお問い合わせ

脱炭素社会推進課
〒500-8701 岐阜市司町40番地1 市庁舎14階

電話番号
  • 脱炭素係:058-214-2149
ファクス番号
058-264-7119

脱炭素社会推進課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。