火事(かじ)、急(きゅう)な病気(びょうき)やけが、事故(じこ)、事件(じけん)のときに連絡(れんらく)するところ
火事・救急・救助は「119」
火事のときや、急な病気やけがをしたときは「119」に電話します。
毎日24時間電話することができます。お金はいりません。
使うことができる言葉は、32あります。
その言葉を話す人が電話に出るまで、電話を切らないで待っていてください。
家の電話や携帯電話からかけるとき
「119」を押します。
公衆電話<外にある電話>からかけるとき
- 赤いボタンを押します。
- 「119」を押します。
電話で1から4までをゆっくり言います
- 何が起きたかを言います。
- 火事です
- 救急です(火事ではないとき)
- 場所を言います。
住所や、近くの建物や、周りにあるわかりやすいものを言います。 - どんなことが起きているかを言います。
- 火事のとき
何に火がついているかを言います。 - 急な病気やけがのとき
病気やけがをした人の具合を言います。
男か女か、何歳ぐらいかを言います。
- 火事のとき
- 自分の名前と電話番号を言います。
火事のときにすること
- 火事を見つけたら「火事だ!火事だ!」と大きな声で言います。
- 「119」へ電話します。
- 火が小さいときは、消火器<火を消す道具>などで火を消します。
- 火が大きくて消すことができないときは、早く逃げてください。
火事のときに気をつけること
火事を早く見つけます
家に、火災警報器<火事になったことを知らせる機械>を置いて、火事を早く見つけます。
機械は、寝る部屋に置きます。(寝る部屋が2階よりも高いときは、階段の上にも置きます。
大きな声で近くにいる人に知らせます
火事を見つけたときは、まず大きな声で近くの人に知らせます。
「119」へ電話したり、火を消したりすることを、たくさんの人でやってください。
1人でやると時間がかかります。火事がひどくなって、とても危ないです。
火が小さいときは、すぐ消します
- 火がついたら、すぐ消してください。
- 油に火がついたら、水をかけてはいけません。火のついた油が飛んで、とても危ないです。
- 消火器を用意しておけば、すぐ火を消すことができます。
火が大きいときは、すぐ逃げます
火が大きくなったら、すぐ外へ逃げてください。
あなたの安全が大事です。
すぐ逃げるとき
- 煙で周りが見えなくなったり、火が部屋の上まで来たとき
- 火事を見つけたけれど、すぐ火を消すことできなかったとき
など
事故・犯罪は「110」
「110」は警察の電話です。
毎日24時間電話することができます。お金はいりません。
けがをした人がいるときは、警察と一緒に救急車<けがをした人を病院へ運ぶ車>が来ます。
家の電話や携帯電話からかけるとき
「110」を押します。
公衆電話<外にある電話>からかけるとき
- 赤いボタンを押します。
- 「110」を押します。
電話で1から3までをゆっくり言います
- 何が起きたかを言います
- 事故です
- 事件です(事故ではないとき)
- 場所を言います。
住所や、近くの建物や、周りにあるわかりやすいものを言います。 - 自分の名前と電話番号を言います。
交通事故にあったとき
交通事故にあったときは、必ず「110」に電話して警察へ知らせてください。
小さい事故や、自分だけで交通事故を起こしたときも、必ず警察へ知らせてください。
体を打ったり、けがをしたとき
必ず、すぐ病院へ行ってください。
体にけががなくても、後から体が痛くなったり、動かなくなったりするかもしれません。
一緒に事故にあった人がいるとき
その人の名前、車の番号、電話番号などを聞きます。
車の保険に入っている人は、保険会社へすぐ連絡してください。
家に泥棒が来たときや、誰かに叩かれてけがをしたとき
警察「110」に電話してください。
銀行の通帳や、クレジットカードを盗まれたとき
すぐ銀行やカードの会社へ連絡してください。
他の人がお金を使うことができないようします。