狂犬病に注意しましょう

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ページ番号1004469  更新日 令和5年6月8日

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フィリピンから来日した男性が現地で狂犬病ウイルスに感染し、国内で発症したことが確認されました。(令和2年5月22日厚生労働省発表)
この患者は、令和元年9月頃にフィリピンで犬にかまれており、これにより感染したと見られています。

狂犬病について

「狂犬病」は、狂犬病ウイルスによる感染症です。
同ウイルスを保有するイヌ、ネコ及びコウモリ等を含む野生動物に咬まれたり引っかかれたりしてできた傷口等から感染します。
日本では昭和25年に制定された狂犬病予防法によって、国内の犬の登録及びワクチン接種と輸出入時の検疫が義務づけられ、昭和32年以降、ヒト及び動物の狂犬病は発生していませんが、アジアや欧米など世界の広い地域で発生が継続しており、世界保健機構(WHO)によると、2017年には全世界で5万9千人が狂犬病により死亡したとされています。

症状

潜伏期間:1~3ヶ月
前駆期:感冒様症状(発熱、頭痛、倦怠感、疲労感、咽頭痛)、咬傷部の痛み、掻痒感
急性神経症状期:不安感、恐水・恐風症状、興奮、麻痺、幻覚、精神錯乱等
昏睡期:昏睡(呼吸障害によりほぼ100%死亡)

予防対策

狂犬病発生地域においては、むやみにイヌや野生動物に接触しないこと。
狂犬病の恐れのある国や地域へ出掛ける際は、事前に狂犬病ワクチンを接種すること、をお勧めします。
狂犬病が疑われるイヌ、ネコ及び野生動物に咬まれたりした際には、まず傷口を石けんと水でよく洗い流し医療機関を受診すること。できるだけ早期にワクチンの投与等の治療を受ける必要があります。

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