岐阜市生成AI利活用ガイドライン
岐阜市生成AI利活用ガイドラインを策定しました
生成AIにつきましては、その利便性の高さから世界的に急激な利用者の広がりを見せております。一方、生成AIに潜在するリスクとして、機密性の高い情報や個人情報を入力した場合の漏えいなどのリスクがあります。こうした中、生成AIを取り巻く環境を鑑みながら、本市における利活用について、慎重に検討を重ね、職員の生産性向上に向け、業務を支援するツールとしての効果が実証できたことから、セキュリティの観点から守るべきルールや、効果的な活用方法を整理した「岐阜市生成AI利活用ガイドライン」を策定しました。
今後、職員においては、本ガイドラインに定めたルールを遵守しながら、生産性向上を図ります。
ガイドラインの主な内容
想定利用環境
以下の要件を満たす、セキュアな環境での利用を想定しています。
- LGWAN環境で利用ができる
- 入力したデータが学習目的で利用されない
- 管理者がログを確認できる
利用する職員が守るべきルール
- 利用する際、各課の利用者を情報セキュリティ管理者(所属長)が承認し、デジタル戦略課へ申請する
- 個人情報等、機密性2以上の情報を入力しない
- 生成物の内容に虚偽、古い情報等がないか確認する
- 利用、公開等する際、誰かの権利を侵害していないか調査する
- 生成物をそのまま使用することは避け、加筆・修正する
文章生成AIの活用分野
文章生成AIの活用で向いているもの
- 文章作成(挨拶、メール文などの文案作成・文書校正、添削・要約)
- 企画・議論(アイデア出し・ブレインストーミング・情報分析)
- コード作成(Excel関数の生成・VBAの生成)
文章生成AIの活用で不向きなもの(特に検証がいるもの)
- 検索・情報収集
- 数学的な計算
活用に際しての留意事項
- 最終判断・責任は人間
- スキルアップが不可欠
ガイドライン
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