えだまめ
岐阜えだまめの本格的な栽培は、昭和32年に岐阜市の島地区に導入されてからです。その後、栄養価の高い野菜として需要が伸び、作付面積が増加してきました。長良川流域の肥沃な土壌で栽培されたえだまめは大粒で甘みに富み、県内はじめ、京阪神市場で最高級ブランドと評価を受け、別格扱いされています。
えだまめの旬は7月~8月です。しかし、出荷は4月中旬から始まっています。ゴールデンウィークを過ぎると「ジョッキを片手にえだまめ」というビール党の期待に応えられるよう、ハウスを利用して、11月初旬ごろまで出荷されています。
岐阜市で販売総額が最も多い農産物で、全国的に見ても上位に位置します。
名前の由来
えだまめは大豆の未熟な実を、枝つきのまま茹でて食用にしたことから、この名がつきました。
食物としては大豆と同じものですが、現在はえだまめの専門品種で栽培されています。
栄養
えだまめに多く含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を正常に行う働きがあり、不足すると疲労や食欲不振を招きやすくします。また、アルコールの燃焼に必要とされており、肝臓の負担を和らげ、本当の意味でのビールの友といえます。
えだまめが袋詰めされるまで
「そろそろ収穫するかな」
おじさんの前にある黄色い物体はなんだ?
「雌の臭いのする性フェロモンの入った壺に、雄を呼び込み殺しちゃうんだよ」
なるべく農薬を使わないようにしているんだ。
「昔は手で、もぎ取りして大変だった、今はこんな便利な機械でもぎ取っちゃう」
奥では、出荷できるえだまめを選別してます。
各農家のえだまめは岐阜市曽我屋、下鵜飼にある集出荷場に運ばれて袋詰めされます。
各農家のえだまめをもう一度選別します。
「虫食のものとかないよう、厳しくチェック」
箱詰めされ出荷されるえだまめ
こんなにあるとビールが何杯飲めるかな?
はい、これが岐阜市特産品のえだまめです。
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