(2014年4月1日更新)
保育所(園)・認定こども園・小規模保育事業とは
保育所(園)
保育所(園)は、保護者のみなさんが働いていたり、病気などのため、保育が必要なお子さんを、保護者に代わって保育する児童福祉施設です。
したがって、「小学校入学準備のため」、「集団生活を体験させたいため」、「下の子の育児に手がかかるため」などの理由では入所できません。
認定こども園
認定こども園は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に基づき、保護者の働いている、いないに関わらず、教育・保育を一体的に行うところです。また子育て家庭を対象に、子育て不安に対応した相談や親子の集いの場を提供などといった子育て支援を行っています。幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の4つの類型があります。
小規模保育事業
小規模保育事業は、子ども・子育て支援新制度の施行に伴い、児童福祉法に基づき市の認可事業となった定員6人以上19人以下の子どもを保育する小規模の保育事業です。(3歳未満児対象)
●支給認定
保育所(園)・認定こども園・小規模保育事業を利用するに際し、下記の3つの区分による支給認定を受けていただきます。
この認定の区分に応じて利用できる施設の類型が決まります。
認定区分 |
対象となる子ども
|
利用できる主な施設・事業 |
1号認定 |
満3歳以上の就学前の子ども(2号認定を除く) |
幼稚園(※1)、認定こども園 |
2号認定 |
満3歳以上で保護者の就労や疾病などにより、保育を必要とする子ども
|
保育所(園)、認定こども園 |
3号認定 |
満3歳未満で保護者の就労や疾病などにより、保育を必要とする子ども
|
保育所(園)、認定こども園、小規模保育施設など |
(※1)両親ともに就労していても、1号認定を受けて幼稚園に通うことができます。
保育所(園)・認定こども園(1号認定除く)・小規模保育施設へ入所(園)できるお子さんは
岐阜市に居住している0歳から小学校に入学するまでの乳幼児で、保護者が下記のいずれかに該当し、お子さんの保育が必要と認められる場合に保育所(園) に入所(園)することができます。
入所(園)の基準
- 就労(月60時間以上)
- 出産
- 保護者の疾病、障がい
- 同居親族の介護・看護
- 災害復旧
- 求職活動
- 就学(月60時間以上)
- 虐待やDVのおそれがあること
- 育児休業取得時に、既に保育を利用している子どもがいて継続利用が必要であること
- 上記1から9までに類する状態にあると市長が認めたとき
保育の実施期間
保育の実施期間は、小学校に入学するまでの範囲内で、保護者及び同居の親族等が保育を必要とする期間です。
ただし、入所理由により、期間が短い場合があります。
- 病気・介護・・・治療又は介護に必要な期間(医師の意見書の記載期間)
- 求職活動・・・3か月間(3か月以内に就職しないと退所になります。)
保育所(園)の概要
利用時間について
標準時間認定利用時間
公立
平日7時~18時 土曜7時~18時(京町保育所、鷺山保育所、市橋保育所)・・・A
平日8時30~16時30分 土曜8時30分~12時 (網代保育所・三輪北保育所)・・・B
平日7時~18時 土曜7時~13時30分(A、Bの保育所以外)
私立 平日7時~18時 土曜7時~園により異なります
短時間認定利用時間
公立
平日8時30分~16時30分 土曜8時30分~16時30分 (京町保育所、鷺山保育所、市橋保育所)・・・A
平日8時30~16時30分 土曜8時30分~12時 (網代保育所・三輪北保育所)・・・B
平日8時30分~16時30分 土曜7時~13時30分(A、Bの保育所以外)
私立 平日8時30分~16時30分 土曜 園により異なります
延長保育
(利用者負担があります)
公立
(京町保育所、鷺山保育所、市橋保育所)・・・A
標準時間認定 平日18時から20時
短時間認定 平日7時から8時30分 16時30分から20時
土曜7時から8時30分 16時30分から18時
(網代保育所、三輪北保育所)・・・・・B
延長なし
(A、Bの保育所以外)
短時間認定 平日7時~8時30分 16時30分~18時
私立 平日7時~19時(鏡島保育園、華陽保育園、常磐保育園、駒爪保育園は20時まで)
土曜 園により異なります
※私立の時間は延長を含んだ時間です。詳しくは保育所(園)一覧表をご覧ください。
保育内容について
本市の保育内容は、個々の発達段階に応じて保育計画を作成し、保育を行っています。
給食(昼食とおやつ)について
3歳未満児は、主食、副食、牛乳及び10時・15時のおやつ。
3歳以上児は、主食、副食、牛乳及び15時のおやつ。
〔※3歳以上児の主食については、実費を保護者で負担していただきます。〕
給食の献立は、児童の成長に必要な栄養量を満たし、安全衛生やし好にも配慮したものを管理栄養士が立案し、岐阜市保育所(園)給食献立検討委員会で決定しています。食物アレルギーを持つ児童の給食は、除去食の対応を行いますので、手続きをしてください。
障がい児保育について
保育所(園)では、日々通所でき、集団生活になじむ、中・軽度の障がい児を受け入れています。障がいや特性の程度、保育士の配置等によっては、受け入れができない場合があります。申込みの前に、かかりつけ医療機関や利用中の施設等で、保育所(園)での集団保育が可能か確認していただくとともに、必ずお子さんと一緒に希望保育所等へ見学に行き、ご相談ください。
広域入所について
岐阜市外の保育所に入所可能な場合があります。
【対象児童】
・保護者の一方の勤務地が該当の市町にあり、勤務終了後、岐阜市の保育所の保育時間内に迎えができない小学校就学前の保育が必要な児童
・里帰り出産する場合で、保育が必要な児童
なお、各市町ごとに受け入れ基準がありますので、詳しくは子ども保育課へお尋ねください。
【担当】入所係(058)214-2143