9月は防災月間です。災害時の建築物(ビルなど)のアスベスト(石綿)飛散防止について

9月は防災月間です。災害時の建築物(ビルなど)のアスベスト(石綿)飛散防止について
(2021年9月15日更新)

アスベスト(石綿)は、その危険性から現在は使用が禁止されていますが、過去に建築材料として使用されたものがいまだに残っています。

特に、建築年が平成7年(1995年)以前の鉄骨造又は鉄筋コンクリート造の建築物等は、飛散性の高いアスベストが使われている可能性があります。

地震などの災害によって、建築物が倒壊・破損し、飛散性の高いアスベストが外部に露出すると、アスベストが飛散するため、特に注意が必要です。

その場合、所有者等はアスベストの飛散防止の応急措置を行う必要がありますので、平常時に飛散性の高いアスベストが使用されているか調査確認し、使用されている場合は、除去をお勧めします。すぐに除去できない場合は、養生用ビニールシートやロープ等を準備しておきましょう。

飛散性の高いアスベストの使用要注意か所

 鉄骨造 鉄骨の耐火被覆(鉄骨全面に施工) 

 鉄骨造及び

鉄筋コンクリート造

 機械室、ボイラー室、空調室、電気室等

(石綿含有吹き付けの施工)

 建築設備

 空調機、温水等の配管(保温材)、煙突等のライニング

応急措置の例

  • ビニールシート等での養生により飛散防止を図る。
  • 散水・薬剤等の散布を行い、湿潤化・固形化の措置を行う。
  • 養生・散水等が行えない場合は、最低限、ロープ等によって立入禁止とする。

参考資料

建築物のアスベスト対策(国土交通省)

災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル(環境省)