ネオワイズ彗星は、2020年3月にNASAの赤外線観測衛星NEOWISEが発見したことからその名前がつけられました。
当初の予測では、明るい時でも3等級ほどと思われていましたが、7月上旬には1から2等級で観測されるようになり、
日本からみられる最近の彗星にはない明るさでした。
明るさのピークは過ぎてしまい、観測できる期間もあとわずかですが、
西に移動していきながら、7月下旬までは5等級ほどで輝いています。
20から21時頃にかけて、北西の夜空にある北斗七星の下側あたりを探してみてください。
肉眼ではちょっと難しいので、双眼鏡を使うといいでしょう。
淡い尾をつけた彗星が見られるかもしれませんよ。