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天文スタッフ日記

天文スタッフ日記

中秋の名月を撮影しました

2017年10月15日


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4日は「中秋の名月」でした。
「中秋の名月」といえば感覚的には9月のイメージがあります。
例えば、学校から配付されるプリントにも、9月といえば「お月見」のイラストが印刷されていますね。
ところが、今年のように中秋の名月が10月になる年もあり、なんと2009年以来8年ぶりとなるのです。
なぜ、まれに10月のお月見となるのでしょうか?

中秋の名月は旧暦815日の月を言います。
旧暦は月の満ち欠けを利用した暦で、新月から次の新月までを一ヶ月としました。
この一ヶ月は平均するとおよそ29.5日となります。
これを12倍した一年はおよそ354日となります。
現在私たちが利用している暦の一年は365日ですから、一年でおよそ10日間余り暦と季節がずれていきます。
三年もたてば、およそ一ヶ月のずれとなるため、こうなっては暦の意味がなくなってしまいます。
そこで、およそ二~三年に一度「閏月(うるうづき)」を設け補正しているのです。
今年は、旧暦5月のあとに「閏5月」を入れ暦と季節のずれを補正したため、
旧暦815日も普段の年より遅くなったのです。

この日、岐阜城と月が重なって見える瞬間を撮影するために午後6時頃川原町辺りへ出かけました。
すでに同じ思いでカメラを構えてみえる方も多く、そうした方々とともにその瞬間を待ちました。
こうして撮影した写真が下の2枚です。
1枚目の写真は月に露出を合わせ、岐阜城がシルエットとして浮かび上がるようにしました。
2枚目の写真は岐阜城に露出を合わせ、風景を際立たせてみました。
それぞれの写真に撮影時の意図があります。
ぜひ機会がありましたら、月のある風景を撮影してみてはいかがでしょうか。


中秋の名月

中秋の名月