天文スタッフ日記

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宇宙桜が見頃を迎えました!

2017年4月13日

みなさんは科学館の建物の南西部、プラネタリウムドームの南側に
樹高約4mの1本の桜の樹があることを知っていますか?
これは「宇宙桜」の樹です。
この宇宙桜は「エゾヤマザクラ」で、みなさんがよく眼にする「ソメイヨシノ」とは異なります。
なぜ、宇宙桜と呼ばれるのでしょうか?
そして、なぜエゾヤマザクラなのでしょうか?

西暦2000年2月、スペースシャトル「エンデバー」に搭乗した毛利衛宇宙飛行士が
2度目の宇宙飛行へ出発しました。
この時、毛利宇宙飛行士は故郷北海道余市町から
160粒のエゾヤマザクラの種子を預かっていました。
毛利宇宙飛行士とともに11日間におよぶ宇宙飛行をしたこの種子は、
地球に帰還後北海道立林業試験場で苗木となり、
2005年10月余市町から全国各地の科学館など36施設へ贈られました。
そのときの1本が同年10月22日「本荘中ノ町子ども会」のみなさんの手によって
岐阜市科学館へ植樹されました。


例年、この宇宙桜は数輪しか花を咲かせません。
しかし、今年は例年に比べ多くの花を咲かせました。
そして、まだまだ多くのつぼみもありますので、数日間宇宙桜の花を楽しむことができます。
この宇宙桜の花を見ながら、
この桜が種子の頃体験した宇宙飛行の様子に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
宇宙桜1 

宇宙桜2