天文スタッフ日記

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ラブジョイ彗星を撮影

2013年12月5日

このほど、岐阜市科学館でラブジョイ彗星の撮影に成功しました。

大彗星になるのでは、と期待されていたアイソン彗星は、11月29日に太陽に接近し、太陽からの猛烈な熱を受けて消滅してしまいましたが、ラブジョイ彗星が明け方の東の空に見られます。

この彗星は、オーストラリアのアマチュア天文家テリー・ラブジョイさんが今年9月7日に発見したもので、当初の予想よりも明るくなり、現在は4等級程度で見えています。

肉眼での観測は難しいですが、双眼鏡を使えば岐阜市内からでも見ることができます。郊外の空の暗い所では、左上方に尾を引く姿を双眼鏡で観測できるでしょう。

12月下旬に太陽に最も接近し、今後が期待されます。

現在は、明け方(午前5時前後)の東北東の空、かんむり座に位置しており、月明かりに邪魔をされない12月中頃までが観測の好機です。高度が比較的低いため、東が開けた場所で、街灯等邪魔な光の無い場所で観測してください。

ラブジョイ彗星

撮影データ
撮影対象  ラブジョイ彗星
撮影日時  平成25年12月5日(木)午前4時56分~5時3分

撮影場所  郡上市美並町

撮影機材  カメラ:CANON EOS 60D レンズ:400mm F3.5

撮影者   岐阜市科学館 小森龍二

写真データ
撮影時間 午前4時56分~5時3分
レンズ  400mmF5.6
感度   ISO1600
画像処理 100秒間露出の4枚の写真を合成
コントラスト調整、トリミング