天文スタッフ日記

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オリオン座大星雲を撮影しました

2013年2月23日

冬は、一年の中で最も星がきれいに見える季節です。
冷たく澄んだ空気が、冬の夜空に輝く星たちをよりいっそう美しく見せてくれます。

そんな冬の夜空の中でも、ひときわ目に惹くのがオリオン座の星の並びでしょう。
左上に輝く赤色の1等星「ベテルギウス」と右下で輝く白色の1等星「リゲル」や、中央にある2等星が3つ並んだ「三ツ星」と呼ばれる星の並びは、きっと誰もが一度は目にしたことがあるはず。
日本では、楽器の鼓に似ていることから「鼓星」、蝶に似ていることから「蝶々星」とも呼ばれています。

このオリオン座の三ツ星の下側に、たてに並んだ「小三ツ星」があり、その小三ツ星の真ん中に「オリオン座大星雲」を見つけることができます。
まるで鳥が羽を広げたような姿のこの天体は、地球から遥か1300光年離れたところにあり、中心部では活発な星生成活動が行われていることが知られています。
「オリオン座大星雲」は、双眼鏡や望遠鏡を使えば、淡く広がった美しい姿を見ることができ、暗い夜空であれば、肉眼でもぼんやりと雲のような姿を見ることができるでしょう。
(本田)
オリオン座
     オリオン座           小三ツ星        M42オリオン座大星雲