天文スタッフ日記

天文スタッフ日記

太陽には「太陽黒点」と呼ばれる、周囲より温度が低い部分があります

2013年2月5日

写真は1月12日に屋上天文台で撮影した、太陽の様子です。
表面をよく見てみると、ところどころに黒いものが見えています。
太陽の観察をしていると、時々見ることができるこの黒い部分が、「太陽黒点」あるいは「黒点」と呼ばれるものなのです。

黒く見えていますが、太陽黒点は約4,000℃もあり、本当は輝いています。
太陽黒点は固体である鉄を入れた場合、液体を通り越して気体になってしまう高温です。(鉄の沸点は2,862℃)
しかし、周囲の光球と呼ばれる太陽の表面は約6,000℃もあります。
温度が高い周囲は太陽黒点よりもさらに明るいため、周囲に比べると黒点の部分は、暗く黒く見えるのです。
(加藤)

太陽黒点
  屋上天文台で撮影した「112日の太陽黒点」 撮影:岐阜市科学館職員