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高病原性鳥インフルエンザ発生への備え

高病原性鳥インフルエンザ発生への備え
(2018年5月24日更新)

高病原性鳥インフルエンザへの備え ------- 市民の皆様へ

 平成20年春、秋田県・北海道において、斃死した白鳥から強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1)が検出されました。しかし、国内で人がこれに感染し、発病したという報告はありません。
 鳥インフルエンザは、この病気にかかった鳥と濃厚に接触して、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあると知られています。
 例えば、次のような感染経路が考えられます。

  • 病鳥と濃厚に接触して、羽毛や粉末状になったフンを吸い込んだ場合
  • 病鳥のフンや内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入った場合

 また、流行が始まった2003年以降、人への感染が確認された例は、世界15カ国で385例(2008年6月19日現在)ありますが、日本では、この病気に感染した鳥は徹底的に処分されており、通常の生活で病気の鳥と接触したり、フンを吸い込むようなことはあまりないことから、鳥インフルエンザに感染する可能性はきわめて低いと考えられます。
 懸念されるのは、鳥インフルエンザウイルスが人に感染し、人の体内で増えることができるように変化し、人から人へと効率よく感染できるようになった場合で、このような状態になったウイルスが感染して起こる疾患が新型インフルエンザです。
 また、強毒性の鳥インフルエンザウイルスにおいてこのような変異が生じた場合、人への病原性も高いものと予想されています。

 もし、そのような状況になった場合、家庭ではどのような準備をしておくとよいのかを考えておくことも必要といわれています。
 なお、国内においては、医療機関が鳥インフルエンザに感染した疑いのある患者を診察した場合には、直ちに最寄の保健所に報告をしていただくよう体制を整備しています。鳥インフルエンザに感染したり、感染が疑われる鳥に触った後で、発熱などのインフルエンザを疑う症状が出た場合には、医師にその旨を告げて受診してください。
 インフルエンザは、このウイルスを吸入することにより感染します。そのため、

  • 外出後のうがいや手洗いを日常的に行う
  • マスクの着用
  • 流行時には人混みを避ける
  • 十分に休養をとるなど体調管理に気をつける

といったことを実行するとよいでしょう。

個人・家庭での備え

 もし、高病原性鳥インフルエンザをはじめとする新型のインフルエンザが人の間で流行するようになった場合、不要不急の外出をしないことが原則です。

  • 災害時と同様に、しばらくの間、外出をしなくてもよいだけの食料・日用品の準備をしておきましょう。
  • 発熱、咳、全身痛など新型インフルエンザの症状がある場合、まず最寄の医療機関に相談しましょう。
  • 他の方へ感染を広げないよう、医療機関を受診されるときはもちろん、外出時、家庭内でも、咳をする際には「咳エチケット」に十分注意しましょう。

「咳エチケット」 

*咳・くしゃみの際はティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけ1m以上離れる。

*使ったティッシュはすぐに蓋付の廃棄物箱に捨てるなどを実行する。

*咳の症状がある場合、マスクを着用する。

鳥類を飼育するなど、鳥類と接触する機会の多い方へ

  • 鳥類と接する機会の多い方は、通常のインフルエンザ予防接種を受けておかれることをお勧めします。
  • 鳥インフルエンザ感染が疑われる鳥類に接触した場合は、10日間程度、毎日体温の観察を行うなど体調管理に気をつけてください。
  • もし、インフルエンザを疑う症状が出た場合には、医師にその旨を告げて受診してください。
  • 近辺で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼育している鳥が感染するということはありません。
  • 清潔な状態で飼育し、ウイルスを運んでくる可能性がある野鳥が近くに来ないようにし、鳥の排泄物に触れた後は手洗いとうがいを励行してください。
  • もし、飼育中の鳥類が原因がわからず、相次いで死ぬようなことがあった場合は、獣医師あるいは最寄の保健所へご相談ください。
  • 飼育中の鳥を野山に放したり、処分するような事のないように冷静に対応してください。

新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)
高病原性鳥インフルエンザ関連情報(国立研究開発法人 農研機構)