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総合的な治水対策

総合的な治水対策
(2019年6月19日更新)

 都市化の著しい河川の流域においては、従来の河川の改修や調節池・排水機場など「河川対策」だけでは、多大な費用と長い年月を要し、都市化のスピードに追いつけず対応できません。そのため、「河川対策」とともに、流域内に雨水貯留・浸透施設などを設置することにより流域が本来有している保水・遊水機能を確保し、雨水の流出を抑制する、いわゆる「流域対策」と一体となって行う治水対策を行うことが必要です。このような治水対策を総合治水といいます。


統合治水の考え方


流域貯留浸透事業等

 岐阜市では、小・中学校や公園など公共施設の敷地(グランド・校庭等)を利用して、雨水を一時貯留し、雨水流出抑制を図っています。境川流域では、総合治水の「流域対策」の一環として、「流域貯留浸透事業」を、その他の浸水被害が発生している地域では、「校庭貯留施設整備事業」を実施しています。
 岐阜市では、平成30年度末までに、流域貯留浸透事業により19施設、校庭貯留施設整備事業により2施設を整備しています。


長森東小学校
雨が降ると

10cm水が溜まっている状態写真
10cm水が溜まっている状態
(最大30cm貯めることが可能)


流出抑制のしくみ


<流域貯留浸透事業>
対策箇所名 施工年度 貯留量(m3) 集水面積(ha)

岐陽グランド

昭和61年

984

1.073

長森南中学校

昭和62年

1,806

2.300

梅林中学校(東)

昭和62年

758

0.640

梅林中学校(西)

昭和63年

1,013

0.840

厚見中学校

平成1年

1,405

1.050

長森中学校

平成2年

2,644

1.856

梅林小学校

平成3年

625

0.725

徹明小学校

平成4年

910

0.839

厚見小学校

平成5年

907

1.117

華陽小学校

平成6年

1,116

1.333

長森西小学校

平成7年

1,130

1.077

長森東小学校

平成8年

1,251

0.970

長森南小学校

平成9年

1,099

1.073

長森北小学校

平成10年

977

0.733

白山小学校

平成11年

1,004

0.870

柳津小学校

平成20年

1,017

0.907

柳津運動場

平成21年

1,349

1.160

境川中学校

平成22年

1,791

1.567

 野土島公園 平成30年  358  0.565 

<校庭貯留施設整備事業>

対策箇所名 施工年度 貯留量(m3) 集水面積(ha)
 明郷小学校 平成28年  659  0.414 
 徹明さくら小学校 平成30年  1,289  0.524 

雨水貯留施設整備事業

 岐阜市旧市街地を流れる公共下水道雨水渠「今泉排水路」が、築造当時の計画を大きく上回るほど周辺に宅地が建ち並んできたことで、水の流れこむ量が増し、毎年2~3回の局地的な浸水被害をもたらしていました。このため、排水路全体の改修を検討していましたが、住宅が密集しているため大変多くの事業費がかかり、排水路全体の改修が困難であったため、この排水路の機能を補完する貯留施設を整備しました。

伊奈波貯留槽の内部画像
        伊奈波貯留槽の内部             梶川町貯留槽の内部

雨水貯留施設
施設名 施工年度 設置場所 貯留量(m3)

伊奈波貯留槽

昭和55年~56年

道路、広場他下

約8,600

梶川町貯留槽

平成23年~26年

道路下

約6,200


貯留槽の位置図


貯留槽の治水効果(640KB