給与所得者の市・県民税の計算は、どんな資料でするのですか?

給与所得者の市・県民税の計算は、どんな資料でするのですか?

Q 私はサラリーマンで、毎月の給与から市・県民税が差し引かれています。
税金の申告をしたことがないのに、市・県民税の税額はどのように計算されているのですか?

A 勤務先から提出される「給与支払報告書」に基づいて計算しています。

 毎年、年末近くになりますと、それぞれの事業所において年末調整という手続きが行われます。これは、給与所得者の所得税の精算をするためのものです。1年間(1月から12月)の給与支払額や、この年末調整の際にあなたが勤務先に提出した「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」「給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」などに基づいて、所得控除額や所得税の源泉徴収税額などが計算されます。それらの内容を記載した源泉徴収票は、勤務先からあなたに交付されることになります。
 また、この源泉徴収票と同じ内容の「給与支払報告書」が、あなたの勤務先から市役所に提出されることによって、市・県民税の申告がされたことになっているのです。
 ただし、年の途中で退職したために、年末調整ができなかった場合や、年末調整が済んでいても、給与所得以外に20万円を超える不動産所得などがある場合、または、医療費控除や雑損控除を受けようとする場合などは、税務署で確定申告をしていただく必要があります。
 なお、給与所得以外に確定申告をする必要がない所得(20万円以下)がある場合は、市・県民税の申告をしていただく必要があります。