ダンボールコンポストQ&A

ダンボールコンポストQ&A
(2020年11月24日更新)

設置場所について

Q1:設置場所について、南向きの日当たりのよい場所がありません。

A1:ダンボール箱が雨に濡れて傷まない場所以外なら大丈夫です。北向きでも、日陰でも実践できます。ベランダ、のき下、駐車場、カーポート、台所に近い場所などがおすすめです。

 

生ごみの入れ方について

Q2:生ごみの入れ方がよくわかりません。

A2:1日目は、基材の真ん中に穴を開け、そこへ生ごみを固めて入れ、基材をふりかけのようにまぶしてください。それだけで大丈夫です。

<真ん中の穴の中へ、生ごみを固めて入れる。 その上へ、ふりかけのように基材をまぶす。>

2日目は、最初に、1日目に入れた生ごみを軽く混ぜて空気と触れさせてください。そして新しい生ごみを、その隣に固めて入れてください。その後は、1日目と同じようにふりかけのように基材を上にまぶしてください。

3日目も、最初に、1日目と2日目の生ごみを軽く混ぜて空気に触れさせた後、その隣に新しい生ごみを固めて入れ、今までと同じように基材を上にまぶしてください。

生ごみを入れる時は、この作業を繰り返し、入れる穴をだんだん大きくしていくイメージで、生ごみを入れてください。

基材の表面が生ごみだらけになってきたら、基材全体を大きくかき混ぜてください。最初から全体をかき混ぜてしまうと、生ごみが分散し、カラカラに乾燥しすぎて分解がうまく進みません。

生ごみで入れて良いもの、ダメなものなどについて

Q3:ダンボールコンポストの中に入れてよいもの、ダメなものは何ですか?

A3:

【入れてよいもの・○】

・野菜や果物、及びそれらのくずや芯

・コーヒーかす、お茶殻

・肉や魚(生の状態やアラ、脂身、カニやエビの殻もOK)

・卵、卵の殻

・天ぷら油

・米やパンなどの炭水化物

・ふりかけ

・お菓子類

・調味料、ドレッシング

・煮物や炒め物等の調理された物(塩分があってもOK)

・腐った物、カビが生えた物、乾燥した物    など

【入れてはダメなもの・×】

・貝殻

・木の枝

・雑草、花ガラ、落ち葉

※貝殻は分解せずに残ります。また、貝殻のへこんだところに生ごみがたまり、悪臭の原因となります。

※木の枝、雑草などは、生ごみと分解速度が違うので入れないでください。

Q4: 1日にどれだけの生ごみを入れられますか?

A4: 1日あたり800g位(4人家族の1日に出る生ごみ量の平均は500g~800g)まで、入れられます。その量を毎日入れ続けると、約3か月使うことができ、1つの箱で約60kgの生ごみを処理ですることがきます。

 

Q5:生ごみは細かくして入れた方が良いですか?

A5: 細かくして入れた方が、分解が早いです。そのままの大きさでも分解します。ただ、箱があふれてしまう位の大きい生ごみは切って投入してください。(例:大玉のスイカの皮は、8分の1玉以下に切る など)

 

Q6:外食や旅行など、毎日生ごみを入れることができない時がありますが、大丈夫ですか?

A6:毎日入れることができなくても大丈夫です。長期間放置した後でも、生ごみの投入を再開すれば、分解していきます。

 

Q7:入れる生ごみの量が少なく、分解しません。なかなか熟成に進めません。

A7:入れる生ごみが少ない場合は、基材の真ん中に、生ごみを集めて入れ、分散させないようにすれば、分解していきます。

生ごみが少ないと、3か月以上ダンボールコンポストを使える場合が多いです。

早く熟成に進みたい場合、堆肥を使いたい時期に合わせ、熟成の時期を早めても大丈夫です。堆肥の成分は、生ごみの投入量により変わるので、薄くなることがあります。

 

Q8:入れる生ごみの量が多いような気がします。

A8: 1日に出る生ごみの量が多い家庭(1日800g以上)の場合、ダンボールコンポストを2つ設置することもおすすめです。2つのダンボールコンポストに、交互に生ごみを入れることで、基材の適度な水分量を保つことができやすいです。

 

Q9:生ごみを入れる時は、水キリをしないといけませんか?

A9:水キリの必要はありません。生ごみが持つ水分や生ごみに付いている水分で分解させるので、水キリせずにそのまま入れてください。

 

Q10:みそ汁の残りなど、汁物を入れても大丈夫ですか?

A10:みそ汁などの汁物は、汁を切って、具材だけ入れてください。汁をそのまま入れると、水分がダンボール箱の下から漏れ、ダンボール箱を傷める原因になります。具材の水キリは必要ありません。

 

分解の進み具合について

Q11:分解がなかなか進みません。

A11:分解促進剤を入れると、分解が進みやすくなります。

【分解促進剤】

・魚のあら

・甘いもの

・天ぷらカス

・穀物類

・カニ殻などの甲殻類

・廃天ぷら油(1回につき100ml(納豆パック1個分位)を、生ごみに回しかける)  など

 

Q12:冬は分解していないように見えます。

A12:夏と比べ、気温が低い冬は、微生物の活動がゆるやかになることが多いです。分解が進んでいないように見えることがありますが、分解はしています。

分解速度がゆっくりになる冬は、虫が発生しにくいという利点もあります。

 

実践中の基材の様子について

Q13:生ごみを入れた基材がカラカラに乾いてしまいます。失敗ですか?

A13:失敗ではありません。基材はとても乾燥しているので、生ごみが分散してしまうと乾燥し、干物のような状態になることがあります。

そのような場合、次から入れる生ごみを分散せず、固めて入れてください。干物のようになった生ごみも、水分が付いている新しい生ごみと一緒になることで、自然と分解していきます。

基本的には、生ごみが持っている水分だけで分解していきますが、 乾燥が気になる場合は、霧吹きで湿らす程度に水分を含ませても よいです。

 

Q14:3か月経っていないのに、基材の表面が生ごみだらけになり、水っぽくてべちゃべちゃです。失敗ですか?

A14:失敗ではありません。そのような場合、基材を全体的に、大きく混ぜてください。生ごみと基材と空気がよく混ざるようにすると、適度な水分になりやすいです。

もしくは、基材を袋などに全て開け、基材の上下をひっくり返して箱に戻す「天地返し」(下の写真)をして下さい。「天地返し」をすると、箱の下の方にあったふかふかの新しい基材を使うことができ、生ごみを入れやすくなります。

「天地返し」をした際、ダンボール箱の底に敷いてある底板が水分などで傷んでいるようなら、底板の大きさに切ったダンボールに取り換えてください。

梅雨の時期など、雨の多い季節は湿気が多く、基材がべちゃべちゃになりやすいので、「天地返し」「天日干し」(Q17)がおすすめです。虫が発生していなくても行うことで、虫予防につながります。

「天地返し」などをしても、基材が真っ黒で、生ごみの分解が進みにくく、かすかなアンモニア臭がしているなら、熟成に入る時期となります。

 

Q15:基材の上にカビが生えています。失敗ですか?

A15:失敗ではありません。カビが生えているのは、うまく分解が進んでいる証拠です。そのまま生ごみと一緒にカビも混ぜてください。

 

虫の対策、天地返し、天日干しについて

Q16:虫の予防方法はありますか?

A16:基本的には、虫よけキャップをしっかりすることと、月1回程度の「天地返し」(Q14)です。余裕があれば、「天地返し」の際に、「天日干し」(Q17)もしてください。

梅雨の時期など、基材がじめじめしやすく虫の発生につながりやすいです。基材が湿っぽくなったら、かき混ぜる回数を増やし、基材の中に空気をよく取り込むようにしてください。

 

Q17:虫が発生したら、どうしたらよいですか?

A17:効果的な処理方法は「天日干し」です。透明か半透明のビニール袋に、全ての基 材を入れてください。空気を抜いて密封状態にし、天気の良い日に太陽の下に置いて「天日干し」をしてください。虫を退治することができます。

夏なら1日、冬なら1日~2日程度がおすすめです。途中で袋をひっくり返すと、より効果的です。箱やスコップも「天日干し」をしてください。

「天日干し」の際、ダンボール箱の底に敷いてある底板が水分などで傷んでいるようなら、底板の大きさに切ったダンボールに取り換えてください。

退治した虫は、ダンボールコンポストの中に入れて も大丈夫です。生ごみと一緒に分解され、たんぱく質として堆肥のもととなります。 

天日干し

Q18:虫が発生した時に、殺虫剤をかけてもよいですか?

A18:殺虫剤をかけても、表面の虫が死ぬだけであまり効果的ではありません。「天日干し」(Q17)をして、基材の中にいる虫まで退治しましょう。

 

Q19:どんな虫が発生しやすいですか。

A19:アメリカミズアブやコウカアブ、ショウジョウバエ、コナダニなどですが、虫よけキャップをしっかりすること、月1回程度の「天地返し」「天日干し」をすることで虫予防につながります。

 

熟成について

Q20:熟成を始めるタイミングがよくわかりません。

A20: 生ごみを入れ始めて3か月位経つと、基材全体が黒くなり、生ごみを入れても分解しなくなってくることがあります。ほのかにツンとしたアンモニア臭がすることもあります。そのような状態になったら、熟成を始めるタイミングです。

 

Q21:熟成で入れる水の量がわかりません。

A21:熟成をする時は、週に1回、500ml~1ℓの水を入れ、全体を大きくかき混ぜてください。それを3回続けてください。熟成を始めて3週間後に、堆肥が完成します。

熟成に適当な水分量を判断する方法として、基材に水を入れてかき混ぜた後、手で基材を握ってみると良いです。ぎゅっと握って、手を開き、基材の形が残る程度が、熟成時の適当な水分となります。

 

Q22:3か月経っても、アンモニア臭がしません。

A22:問題ありません。入れる生ごみの量が少ない場合は、3か月経っても、ほのかなアンモニア臭がしないなど、熟成を始めるタイミングになっていないこともあります。その場合は、3か月という期間にこだわらず、熟成を始めるタイミングまで生ごみを入れ続けられます。

また、堆肥を使用したい時期が決まっている場合は、熟成を始めるタイミングを待たなくても、熟成を始めていただいて構いません。

 

Q23:3か月経っていないのに、ほのかなアンモニア臭がします。

A23:問題ありません。入れる生ごみの量が多い場合は、3か月経っていなくても基材が真っ黒になり、かすかなアンモニア臭がし出して、生ごみが分解しにくくなることがあります。その場合は、3か月という期間にこだわらず、熟成に進みましょう。

 

Q24:熟成後は、すぐ使っても大丈夫ですか?

A24:大丈夫です。熟成後はすぐプランターや畑に使用できます。

できた堆肥について

Q25:プランターで堆肥を使いたいのですが、どのように使えばよいですか?

A25:プランターの場合は、「堆肥1に対し、土が3から4の比率」で混ぜて使用してください。

 

Q26:畑で堆肥を使いたいのですが、どのように使えばよいですか?

A26:畑の場合は、大根などの根菜類は割り肥、葉物は畑一面にばらまいて土と混ぜて使うとよいです。

 

Q27:できた堆肥に、鶏の骨や果実の種、卵の殻が残っていますが大丈夫ですか?

A27:大丈夫です。骨や種にある栄養成分などは全て外に出て堆肥となっています。カラスなどが寄ってくることはありません。骨などもいずれは分解します。気になるようなら、それだけ取り除くのも良いですし、それらをプランターの底に敷いて、鉢底石の代わりに使用することもおすすめです。

 

Q28:堆肥の保存の仕方がわかりません。

A28:できた堆肥は、ビニール袋やダンボール箱などに入れておけば、いつまでも保存できます。堆肥になった後は虫が発生することがないので、ダンボール箱などに入れておいても虫よけキャップをする必要はありません。

 

アフター講座について

Q29:実践中のダンボールコンポストが上手くいっているかどうか診断してもらいたいのですが…。

A29:ダンボールコンポストを継続して実践していただくために、みなさんの疑問・質問にお答えする「アフター講座」を開催しています。実践中の堆肥を診断し、個別にアドバイスをします。市内各所で行われているダンボールコンポスト講座内で開催していますので、ぜひお申し込みください。

【アフター講座の開催日時等】

<開催日時>市主催のダンボールコンポスト講座内で初心者向けの講座(導入講座)終了後。

※導入講座の開催日時は、「ダンボールコンポスト講座 受講者募集!~生ごみを堆肥にして、花や野菜を育てよう~」のページをご覧ください。)

<持ち物>実践中の堆肥(お茶碗一杯程度)を持参してください。

<参加費>無料

<申込方法>電話、E-mail、市ホームページ内の申し込みフォームよりお申し込みください。詳しくは、「ダンボールコンポスト講座 受講者募集!~生ごみを堆肥にして、花や野菜を育てよう~」のページをご覧ください。

その他の質問について

Q30:雨などでダンボールコンポスト全体がぐっしょり濡れてしまいました。どうしたらよいですか?

A30:ダンボールコンポスト全体が濡れてしまった場合は、ダンボール箱が乾くまで、生ごみを入れるのをやめてください。ダンボール箱がしっかり乾ききって箱の強度が戻ったら、生ごみを入れてください。

 

Q31:ダンボールコンポストにビニールをかぶせてよいですか?

A31:ダンボール箱から水分が蒸発するのを妨げてしまうので、ビニールを、常にダンボールコンポストにかぶせたままにしておくのはやめてください。

急な雨で濡らしたくない時は、数時間程度ならビニールをかぶせても大丈夫で すが、かぶせる必要がなくなったらビニールは外してください。

 

Q32:ここに記載されていない質問については、どこに問い合わせたらよいですか?

A32:ここに記載されていないことで、不明またはお困りの場合は、下記のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。

特に、来課して相談される場合は、ダンボールコンポストに詳しい職員が対応させていただくため、電話などで事前に来課日時をご連絡ください。(開庁日時は、平日の8時45分から17時30分)

また、E-メールで相談される場合は、スコップですくった実践中の堆肥を撮影した画像(10MB以下)を添付していただくとわかりやすいです。