(2020年7月6日更新)
市民のみなさまへ
新型コロナウイルスが流行しています。喫煙者や糖尿病、心臓の病気などの基礎疾患のある方は、感染症が重症化しやすいので注意が必要です。
また、感染拡大防止に伴う自粛生活が続き、活動量が減ることで、筋肉量や心身の活力が低下するフレイル(虚弱)の進行が心配されます。次のことに気を付け、フレイルの進行を予防しましょう。
できる運動を続けましょう
・家の中でこまめに体を動かしましょう
(例:片付をする、いつもより丁寧に掃除をする 等)
・散歩くらいの運動を心がけましょう
お一人や限られた人数での散歩などは感染リスクが低い行動です(2020年3月19日新型コロナウイルス感染症対策専門家会議)。天気の良い日は人込みをさけ、運動を心がけましょう。
・筋力の低下を予防しましょう
「いきいき筋トレ体操」は岐阜市オリジナルの体操です。自宅でも手軽にできますので、体力低下を予防するため
にぜひ実践してみてください。
・岐阜市いきいき筋トレ( pdf : 620KB )リーフレット
・わかりやすく動画でも紹介しています。 「岐阜市いきいき筋トレ体操の動画について」はこちら
~その他の運動の紹介~
足腰しっかり体操( pdf : 1041KB )
しっかり食べて栄養をつけましょう
・1日3食しっかり食べましょう
栄養が不足すると免疫力の低下にもつながりますので、しっかり食べましょう。
主食、主菜、副菜をそろえた「一汁三菜」の献立を意識しましょう。
・たんぱく質を十分に取りましょう
たんぱく質は、筋肉など、からだをつくるもととなります。
肉、魚、大豆製品、卵などたんぱく質を含む食品をとりましょう。1日をとおして肉・魚類は片手に乗る程度の量
を目安に食べるようにしましょう。
お口や歯を健康にしましょう
・毎食後、歯みがきをしましょう
口の中の状態が悪くなると歯を失うことにつながり、食べること、話すことなどが困難になります。歯みがきで口の中を清潔に保ちましょう。
・口を動かして噛む力、飲み込む力を維持しましょう
外出が減ると話す機会が減り、口を動かす機会が減り、機能の衰えにつながります。お家の中でも口を動かして、お口の機能を維持しましょう。
〈すぐに始められるお口の体操〉
‣口を閉じたまま、ほおをふくらませたりすぼめたりしましょう。5回繰り返してみましょう。
‣口を大きくあけて舌を上下、左右に動かしましょう。5回繰り返してみましょう。
‣「パ、タ、カ、ラ」と発音することで、口の周りの筋肉や舌の機能を向上できます。10回繰り返して発音して
みましょう。
周りの人との支えあいが大切です
フレイル予防には人との交流がとても大切です。外出しにくい今の状況こそ、家族や友人が互いに支えあい、意識して交流をしましょう。
日本老年医学会において、フレイル予防のために「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイントがまとめられておりますので、こちらもご覧ください。
「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント( pdf : 895KB )