手力の火祭について

手力の火祭について
(2020年8月25日更新)

手力の火祭

新型コロナウイルスの拡大を受け、 令和2年4月11日(土)の 手力の火祭は中止になりました。

 

手力の火祭

爆竹音が鳴り響く中、花火神輿が乱舞する

岐阜県重要無形民俗文化財に指定されている勇壮な火の祭典です。夜7時頃になると、境内に設けられた高さ約20mの滝花火に点火。爆竹音が境内に響き渡る中、花火が仕掛けられた神輿を裸男たちが威勢良く担ぎ乱舞します。激しい火の粉が降り注ぐ中、観客は炎と音の競演に酔いしれます。

 手力の火祭 基本情報
期日 毎年4月第2土曜日

会場

手力雄神社(岐阜市蔵前6丁目8-22)

内容

午後2時30分 長持宮入開始
午後6時45分 飾り神輿宮入完了
午後7時00分 御神灯点火
午後7時25分 滝花火点火

午後8時35分 手花火(舞花火・手筒花火)に点火
午後9時00分 仕掛け花火・山焼き花火に点火
午後9時10分 打ち上げ花火 

       手力の火祭り 終了
※例年のおおよそ基本的な流れです。

アクセス

名鉄岐阜駅から名鉄各務原線「手力駅」下車、徒歩5分

またはJR岐阜駅からJR高山本線「長森駅」下車、徒歩15分

駐車場

なし ※公共交通機関をご利用ください。

問い合わせ

手力雄神社(神社社務所) TEL058-245-2520

 

起源

成立時期ははっきりしませんが、1760年代(明和年間)に一時中断し、1805年(文化2年)に復活したと言われていることから、少なくとも江戸時代中期には祭りが存在していたと考えられます。もとは10月22日(旧暦9月14日)に行っていましたが、伊勢湾台風の襲来と岐阜市との合併を機に、岐阜まつり(伊奈波神社)と同じ4月5日に開催日を変更し、現在は4月第2土曜に実施されています。当時は手花火、からくり、立火などが行われていたようですが、時代の中で変遷を経て、今の形になっています。

 

祭りの参加地域

北長森(野一色、前一色、佐兵衛新田、水海道、岩地、北一色)6地域

南長森(細畑、切通、蔵前、高田、手力、芋島、東中島)7地域

※毎年8月に行う「手力の火祭・夏」では南長森の7地域と北長森の2地域の計9地域が出演しています。

 

行程の解説

神輿度御

8地域(南長森の全地域と野一色)の長持と飾り神輿が爆竹と半鐘を長りながら町を練り歩きます。

飾り神輿は毎年、各町内でアイデアと工夫を凝らして作成されています。

長持宮入

手力雄神社に長持が奉納されます。現在の長持は空ですが、昔は花火を中に入れて奉納していたそうです。

飾り神輿宮入

飾り神輿が手力雄神社に入場します。8つの神輿が境内に勢ぞろいします。

境内には各地域が作成した「やま」と呼ばれる人形などを使った装飾物などがあり、神輿は自分の地域のやまの前で待機します。

御神灯点火

高さ約20mの木製の竿に10個の行灯を付けた、三角形の御神灯(御幣行灯)に火を入れます。

御神灯は北長森で6本、南長森で7本の計13本あり、それぞれの地域の名前が掲げられています。

導火線とロケット花火を使用し、地面から御神灯にむけて火を放ち点火します。

10個の行灯すべてに上手く火が付くと、歓声が上がります。

御神灯の点火方法には各地域で様々な工夫や仕掛けが施してあり、火の入り方の違いを比べるのも楽しみの一つです。

滝花火点火

約20mの高さにある滝花火に火をつけ、降り注ぐ火の粉の中で男たちが威勢よく神輿を担ぎます。

やがて神輿に仕掛けられた花火にも点火し、激しい火の粉が吹き上がり、半鐘と爆竹音が鳴り響く中、男たちは乱舞します。

火の粉を浴びると1年間無病息災になる、という言い伝えもあるそうです。

手花火(舞花火・手筒花火)点火

男たちが境内の立火棚に立ち、手筒花火をもって一斉に点火して奉納します。

火棚の下では、男たちが火の粉を浴びながら半鐘を力強く鳴らし続けます。

山焼き花火

立火棚の背後にある「やま」に仕掛けられた花火に点火します。

打上花火

祭りのフィナーレを告げる花火を打ち上げます。この後神輿は神社を退出し、それぞれの町内に戻っていきます。

 

ここが見どころ

なかでも滝花火の火の粉が降り注ぐ中、飾り神輿が乱舞する場面は、この祭りの代名詞とも呼べる勇壮な瞬間です。

盛り上がりは最高潮に達し、観客もその熱気に圧倒されるでしょう。

 

(公財)岐阜観光コンベンション協会ホームページへの外部リンク

 

(2020年8月25日更新)

御神灯  滝花火tehamabi

       御神灯点火            滝花火              手花火