(2013年5月8日更新)
PA連携とは、消防車(Pumper)と救急車(Ambulance)が同時に出場し、相互に連携して救急活動を行うもので、双方の頭文字から「PA」と名前をつけたものです。
岐阜市消防本部では、平成16年5月10日から「消防隊による救急活動支援(略称:PA連携)」の運用を開始しました。
次の場合には、近くの救急車が出場してしまった場合でも、応急手当の資機材を積んだ消防車が先に到着して、応急手当(AEDによる除細動・心肺蘇生処置等)を行います。救急車が到着した後は、救急隊を支援します。
<消防車が出場する場合の基準>
1.心肺停止が疑われる救急事故
2.緊急の応急手当が必要な救急事故で、救急車が到着するまでに10分以上かかると予想される場合
3.国道及び岐阜環状線等の交通量の多い地域での交通事故の場合
救急車を呼んでも、消防車がサイレンを鳴らして出場することがあります。
ご理解とご協力をお願いします。
消防車と救急車が連携して救急活動を実施するため、救出、救護処置がこれまで以上にすばやく、確実に行われることになり、到着時間の短縮や救命率の向上などが期待されます。
また平成21年9月1日から、より一層の救命率向上のため、消防車にAEDを積載した救急活動支援の運用を開始しました。
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消防車に積載する救急資機材
- 手動式人工呼吸器
- 三角巾
- 滅菌ガーゼ
- 万能はさみ
- 感染防止衣
- 救急バッグ
- AED一式(平成21年9月1日から追加)
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