(2019年1月23日更新)
放射線モニタリング体制について
岐阜市では現在、岐阜市地域防災計画に基づく放射線モニタリング体制を構築し、放射線災害に備えています。
また、機器の動作点検や岐阜市の平常時の放射線量を把握するため放射線測定を実施しております。
放射線測定の概要
大きく分けて次の3点を対象に放射線モニタリングを行っています。
(1)大気 (平成31年1月21日更新)
(2)食品 (平成30年12月12日更新)
(3)水道水(平成31年1月23日更新)
(1)大気
1.測定方法
簡易測定器やNaI(Tl)シンチレーションサーベイメータを用いて、概ね地上1mの高さにおける空間放射線量率を測定します。
2.測定場所
ア.市役所本庁舎
⇒測定値はこちら
イ.その他(市内のバックグラウンド値を把握するための暫定測定点)
92ヶ所(小学校、中学校、幼稚園、保育所等)
⇒測定値はこちら(全施設の平均値、平成30年12月分まで)
(2)食品
1.測定方法
ゲルマニウム半導体検出器を用いて、食品中の放射性物質(セシウム134及びセシウム137)を測定します。
2.基準値
平成24年4月から適用されている、厚生労働省が定める⾷品中の放射性物質の基準値によります。
3.測定結果が基準値を超えた場合の対応
記者発表するとともに、国や生産地の自治体に連絡し、その食品が流通しないよう店頭からの撤去及び回収等を実施します。
4.測定品目
岐阜市内で流通している食品及び市内小学校等で提供している食材を対象に測定します。
ア.流通食材
毎月2品目
イ.給食用食材
毎月5品目
⇒測定値はこちら
(3) 水道水
1.測定方法
低バックグラウンド放射線測定器(ガスフロー検出器)を用いて、水道水中のα線およびβ線を対象にスクリーニング検査を行います。
2.指標値
世界保健機関(WHO)による飲料水水質ガイドラインにある、飲料水の放射能のスクリーニングレベル「全α線が0.5Bq/リットル以下かつ全β線が1.0Bq/リットル以下」を指標値とします。
指標値以下である場合、その水は飲用に適していると判断します。
3.指標値を超える放射線が検出された場合
ゲルマニウム半導体検出器による再測定を行い、関係機関と連携して原因を究明するとともに、適切な対応を実施します。
4.測定水源系
鏡岩、雄総、本荘、下川手、市橋、西郷、黒野第2、三輪第1、三輪第2、
岩野田、芥見野村、日野、木田、一日市場、方県、柳津、佐波の計17水源系
測定頻度:月に1回
⇒測定値はこちら