[ここから本文です。]

(2010年4月28日更新)

岐阜市民病院 外科

1.診療内容

 当科では、おもに消化器に関連した疾患を対象に治療しています。上部消化管領域(食道・胃・小腸)、下部消化管領域(結腸・直腸・肛門)、および肝・胆・膵領域(肝臓・胆嚢・膵臓)の3領域に分かれ、それぞれの分野の専門家スタッフを配置しています。良性・悪性問わず、各領域に関連したすべての疾患を扱っています。当院は、地域がん診療連携拠点病院と地域支援病院の指定をうけており、多くの方々に、質の高い安全な治療が提供できるよう努めています。

2.手術症例数および手術成績

表1.疾患別手術症例数
   H15H16H17H18H19
胃癌12611011610891
大腸癌結腸癌63957589114
直腸癌3764846453
肝癌(原発・転移性を含む)2222272218
胆・膵腫瘍(良・悪性を含む)2016201519
胆石(腹腔鏡下胆嚢摘出術)12697878477
ヘルニア(そけい・腹壁瘢痕を含む)131118130119126
虫垂炎7146464544

 

当院における胃がん切除例の累積生存率

 

当院における大腸がん切除例の累積生存率

 

当院における大腸がん肝転移切除例39症例の累積生存率

 

当院における肝細胞がん切除例96症例の累積生存率

 

当院における膵がん切除例52症例の累積生存率

3.医師スタッフおよび外科の特色

写真

名前

役職 

専門分野

主な資格、認定

卒業年、主な職歴

種村副院長

種村廣巳

副院長兼診療局長(外科系部門)兼医療推進局長

消化器外科

特に胃がんの手術療法と抗がん剤治療

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医

日本臨床腫瘍学会暫定指導医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

昭和48年岐阜大学医学部医学科卒業

昭和58年岐阜大学医学部第2外科助手

昭和61年岐阜大学医学部第2外科講師

平成3年岐阜大学医学部第2外科助教授

平成3年岐阜市民病院消化器外科部長

平成6年岐阜市民病院外科部長

平成12年岐阜市民病院副院長兼外科部長

大下医師

大下裕夫診療局長(がんセンター)兼外科部長消化器外科(特に胃がん、大腸がん分野)

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医

日本臨床腫瘍学会暫定指導医

日本癌治療学会臨床試験登録医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

昭和51年岐阜大学医学部卒業
波頭医師波頭経明

救急診療部長

兼医療情報部長

兼集中治療部副部長

消化器外科

日本外科学会専門医

日本救急医学会認定ICLSディレクター

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

昭和61年卒

山田誠医師

山田 誠

消化器外科部長兼

地域連携部副部長

消化器外科

特に上部消化管(胃がん、食道がん)外科

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医

日本臨床腫瘍学会暫定指導医

日本がん治療認定医機構がん治療認定医

平成元年卒

岐阜大学附属病院

県立岐阜病院

国保金山病院など

米国ロズウェルパーク癌研究所留学

国立がんセンター胃外科留学

足立医師

足立尊仁

外科(肝・胆・膵)部長消化器外科特に肝・胆・膵外科領域

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医

日本肝胆膵外科学会高度技能指導医

がん治療認定医

麻酔標榜医

平成3年卒

岐阜大学附属病院

岐阜大学医学部大学院

愛知県がんセンター

米国ピッツバーグ大学留学

松井医師

松井康司

内視鏡外科部長兼

外科副部長

消化器外科

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会専門医・消化器がん外科治療認定医

日本大腸肛門病学会専門医

平成4年卒

 伊藤元博外科副部長

消化器外科 

日本外科学会指導医・専門医

日本消化器外科学会指導医・専門医・消化器がん外科治療認定医

がん治療認定医

日本消化器病学会専門医

日本消化管学会胃腸科認定医

日本旅行医学会認定医

日本医師会認定産業医

平成5年卒

愛知県がんセンター

岐阜大学附属病院

岐阜県総合医療センター

安田香織田中香織外科医員

消化器外科 

 平成18年卒
 操 佑樹外科医員消化器外科  

 

外科週間外来スケジュール

 

 1998年に外科から乳腺外科が独立し、現在は消化器外科が中心です。上部消化管領域では、特に胃がんが多く、進行がんに対しては、術前・術後に抗がん剤を併用しさらなる治療成績の向上を目指しています。また、早期胃がんに対しては、胃の切除範囲の縮小、胃周囲のリンパ節摘出範囲の縮小、自律神経の温存などを行っています。また、腹腔鏡下手術も行っています。食道がんに対しても、術前化学療法や十分な範囲のリンパ節摘出を行い、成績向上を目指しています。 

 下部消化管領域では、大腸がんを多く扱っています。内視鏡的切除が困難な大きなポリープから転移を伴う進行大腸がんまで治療対象としています。比較的早期のがんには腹腔鏡下手術を行っていますが、進行したがんに対しては、手術と抗がん剤との併用によって治療成績の向上を図っています。良好な生活の質を保つために、特により肛門に近い直腸に発生した下部直腸がんに対しては、人工肛門をつくらず、肛門を残す手術(肛門温存術式:直腸低位前方切除術)を積極的に行っています。肝や肺などの遠隔転移に対しては、抗がん剤治療や放射線治療を行いますが、切除可能な場合は、患者さんと相談の上、積極的に切除をしています。大腸の良性疾患である炎症性腸疾患や憩室炎などは、消化器内科医と相談し、手術適応を含めた治療方針を決定しています。

 肝・胆・膵領域では、膵がん、胆道がん(胆嚢がん・胆管がん)、肝がんの他、胆石症のような良性疾患も扱っています。総胆管と胆嚢の両方に結石のある場合(総胆管・胆嚢結石)には、まず、消化器内科で内視鏡的に総胆管結石を除去し、その後に、腹腔鏡下手術によって胆嚢を摘出しています。この領域に発生するがんの多くは早期発見が困難なため、診断された時点ではある程度進行している患者さんが多くみられます。消化器内科医・放射線科治療医と十分検討し、正確な術前診断を行って、安全でかつ根治性が得られる手術を積極的に行っています。特に膵臓がんや胆道がんは周囲の血管へ浸潤している場合もありますが、当科では、血管外科専門医との協同手術で、根治的切除を目指しています。また、肝臓の合併切除が必要な場合は、消化器内科と協力し合って、術前に経皮的門脈塞栓術を施行して肝臓を肥大させて、安全な手術が可能となるように心がけています。この領域のがんに対しても、術後の抗がん剤治療を積極的に取り入れています。

 肝がんについては、消化器内科医・放射線科治療医と検討し、術前の詳細な診断、肝機能評価、肝切除量を基に術式を決定しています。また、消化器内科で行うラジオ波焼灼法を組み合わせて病巣を完全に取り除くこと目標としています。

[ここまでが本文です。]
[本文の先頭に戻る。]


[ここから問い合わせ先です。]

お問い合わせ


[本文の先頭に戻る。]
[ページの先頭に戻る。]