緊急地震速報について

緊急地震速報について
(2014年3月7日更新)

緊急地震速報とは

地震の初期微動(P波)と主要動(S波)の伝達速度の差を利用し、震源近くの地震計でP波を受信すると、震源の位置、地震の規模、想定される揺れの強さを自動計算し、地震のS波が到達する数秒から数十秒前にテレビ等を通じて、強い揺れの地域をお知らせするものです。

緊急地震速報の配信開始と本市の整備状況

平成19年10月1日から、緊急地震速報の配信が開始されました。

現在、震度5弱以上と推定された場合に、震度4以上の地域を対象に配信されます。

一般的には、テレビやラジオ、また携帯電話などにより確知することができます。

また、本市においては、平成19年度に、全国瞬時警報システムにより緊急地震速報を受信した場合、同報系防災行政無線を自動的に起動させ市内全域に伝達するよう整備しています。

(平成20年度)市役所本庁舎、南庁舎及び消防本部庁舎において、放送設備を自動的に起動させ、大きな揺れが到達する前に来庁者等に伝達するよう整備しました。

(平成23年度)全ての市立小学校、中学校及び特別支援学校において、放送設備を自動的に起動させ、児童や生徒等に情報を伝達するよう整備しました。
(平成24年度)保育所や大規模集客施設など179施設の整備を行いました。

緊急地震速報の技術的限界

緊急地震速報は万能のシステムではありません。以下のような技術的限界や課題があります。

  • 発表から揺れが到達するまでの時間は数秒から数十秒と、かなり短い。
  • 直下型地震の場合や、震源に近い場所では、揺れ(S波)の到達に間に合わないことがある。
  • 予想震度に誤差(±1程度)があり、実際の揺れが大きくても速報が出ない場合がある。(逆に実際の揺れが小さくても速報が出る場合もある。)

東海地震の特徴

東海地震は、今後30年以内に発生する確率は88%と予測されています。

特徴としては、マグニチュード8クラスであり、本市では震度5弱から6弱と予想されています。また、東海地震が発生してから主要動が到達するまでの予測時間は、30秒程度と予測されています。

したがって、緊急地震速報が発表されてから主要動(S波)到達まで20~30秒程度の猶予があると予想され、緊急地震速報の活用が期待されています。

緊急地震速報の受信方法

緊急地震速報は、以下の方法で受信できます。

1.テレビ・ラジオから受信

テレビでは、最大震度が5弱以上と推定した場合にチャイム音と共に、地震が起きた場所と震度4以上が予測される地域を伝えます。

ラジオでは通常番組を中断し、チャイム音に続いて内容を音声で速報します。

テレビ・ラジオで受信する場合の留意点

  • つけていないと放送されません。
  • 到着時間や震度については放送されません。
  • 地震波を2点以上の地震観測点で観測してから発表しますので、地震によっては、発表までに時間を要し、揺れの後に速報が流れる場合があります。
  • テレビの場合は、チャイム音が放送局によって違います。
  • 全国放送の場合は、関東など他地方で地震があった場合でも速報が流れます。

2.同報系防災行政無線屋外子局から受信

市内415箇所に設置した屋外スピーカーから、報知音の後に音声でお知らせします。

同報系防災行政無線子局で受信する場合の留意点

同報系防災行政無線で放送される条件

・岐阜美濃中西部地域内(下記参照)のいずれかの市町で震度4以上と予想された場合に、「報知音+音声(緊急地震速報、大地震です)」で速報が流れます。

【岐阜美濃中西部地域】

岐阜市、大垣市、関市、美濃市、羽島市、各務原市、山県市、瑞穂市、本巣市、郡上市、海津市、羽島郡[岐南町、笠松町]、養老郡[養老町]、不破郡[垂井町、関ヶ原町]、安八郡[神戸町、輪之内町、安八町]、揖斐郡[揖斐川町、大野町、池田町]、本巣郡[北方町]

【注意】岐阜市内で震度3以下が予測されても、岐阜美濃中西部内の他の市町で震度4以上と予測された場合には、同報系防災行政無線から放送されます。

  • 24時間で運用します。
  • テレビ、ラジオと同様で、到着時間や震度については放送されません。
  • 最大音量で放送されます。

3.緊急地震速報システムから受信

本市において、緊急地震速報システムを整備している施設(市役所本庁舎、南庁舎、市民病院、消防本部庁舎)において、自動的に館内方法するよう整備しています。

緊急地震速報受信端末で受信する場合の留意点

・緊急地震速報システムで館内放送される条件

岐阜市(今沢町18番地)震度4以上

と予想された場合に「報知音+音声(強い揺れが来ます。)」で速報が流れます。

【注意】岐阜美濃中西部内の他の市町で震度4以上と予測された場合であっても、岐阜市内で震度3以下と予測された場合は、緊急地震速報システムからは放送されません。(同報系防災行政無線とは基準が異なり、より正確な速報となります。)

  • 24時間で運用します。(イントラネットのメンテナンス時等は除きます。)
  • テレビ、ラジオと同様で、到着時間や震度については放送されません。

緊急地震速報を受信した場合

緊急地震速報の発表から実際に揺れるまでの時間が数秒から数十秒と短時間であるため、緊急地震速報を聞いて、建物から外へ逃げ出すことは極めて困難です。

主要動が到達するまでの短い間に、周囲の状況に応じて慌てずに、まず身の安全を確保するための方法を、あらかじめ理解しておく必要があります。

  • 机等の下に隠れるなどし、頭を保護する。
  • 慌てて出口に走り出さない。
  • 出来る限り、避難口となるドア等を開ける。
  • 出来る限り、火の始末をする。
  • 周りに倒れてくる危険なものがあれば離れる。
  • 窓ガラスなどから離れる。
  • エレベータ使用中は、直近階に停止し、身の安全を確保する。
  • 車両運転中は、急停止せず徐々に速度を落とし、ハザードランプを点灯させ道路脇で停止する。

以下の気象庁ホームページも参考として下さい。

http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/koudou/koudou.html


緊急地震速報利活用の心得

緊急地震速報を見聞きした場合、あわてず、まず、身の安全を守って下さい。

以下の気象庁ホームページも参考としてください。
http://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/koudou/kokoroe.pdf

緊急地震速報を入手するためには

このような受信端末(ソフトウエアも含む)を販売したり、緊急地震速報を配信する事業を行っている事業者が集まった協議会があります。

必要な設置機器等については事業者へお問い合わせください。

各事業者については、以下の緊急地震速報利用者協議会のホームページでご確認いただけます。

http://www.eewrk.org/eewrk_members-hp/eewrk-hp_katsudo-top.html