岐阜市の畜産業

岐阜市の畜産業
(2014年8月18日更新)

岐阜市の畜産業

岐阜市の畜産は、都市近郊という立地条件を生かした経営形態で発展してきました。畜産物の輸入自由化による価格低迷、飼料の価格高騰などにより経営を圧迫されてきましたが、岐阜市では地産地消、地域産物のブランド化など都市近郊の特色ある畜産振興を重点的に推進しています。また、家畜のふん尿は、各農家、岐阜市堆肥センター及びJA堆肥センターで、それぞれ堆肥化し、有機農業の推進を進めています。

【肥育牛】

県内外の黒毛和牛主要産地から血統を重視した肉用素牛を導入し、高品質な牛肉生産のための肥育技術の調査研究と、地元産稲ワラを用いた飼養によって、「飛騨牛」という定着したブランド牛の生産に努めています。

(飛騨牛とは、岐阜県内で14ヶ月以上肥育された和牛(黒毛和種)の中で、「公益社団法人 日本食肉格付協会」が実施する枝肉格付で肉質等級3等級以上の優秀な牛肉をいいます。)

肉牛舎内の様子

【酪農】

市内を流れる長良川の河川敷や休耕地の共同利用により自給粗飼料の増産を図っています。また優良精液による人工授精、受精卵移植等により乳牛の改良更新に努め、新鮮で良質な牛乳の供給と酪農経営の安定化を進めています。

酪農農家の畜舎内

【養豚】

子豚生産から肉豚の出荷までの一貫経営及び多頭飼育による経営の安定を図るとともに、専用飼料を与えたブランド肉豚「飛騨・美濃けんとん」「美濃ヘルシーポーク」の生産に努めています。

豚の親子

【養鶏】

都市近郊養鶏として、鶏ふんの処理を岐阜市堆肥センター「エコプラント椿」で行うなど環境保全対策を図っています。また、疾病に対する各種予防注射の実施等、防疫衛生対策を推進し、安全で安心な鶏卵・鶏肉の生産に努めています。

鶏舎内の様子

【養蜂】

養蜂農家は、飼養する西洋ミツバチとともに、蜜源となる樹木や花を求めて、県内はもとより全国各地に移動しながら、良質なハチミツ、プロポリス、ロイヤルゼリーなどの蜂産品を生産しています。また、柿やイチゴの生産農家に、受粉用(ポリネーション)ミツバチを貸し出し、農業振興にも役立っています。

巣箱の点検作業風景